HARG療法は必ず毛髪再生しますか

薄毛や禿毛の症状は、その原因や発症からの年月からみても様々に変化します。下の図を見てください。TypeⅠは地肌が目立つものの、まだ毛髪は残り薄毛の初期の状況を示しています。TypeⅡは、毛が細く短くなり。残った毛髪は大きく減少する薄毛中期の状況を示しています。TypeⅢは毛髪がほとんどなくなる薄毛後期の恐恐を示しています。
HARG療法を行う場合、完全に毛髪が失われ頭皮が固くなっている場合は、HARGカクテルを注入しても細胞が再生しない事が多ということに留意する必要があります。そのためHARG療法を行う場合は、TypeⅡなどで産毛が存在している部位が対象となります。
HARG療法の2年間の検証では、対象となる部位に対して、No Changeはありません。産毛から細毛、そして丈夫な毛に成長します。HARG療法は男女共に治療が可能です。

HARG療法は何回で効果が現れますか

毛髪は休止期→脱毛期→成長期→対向期→休止期、の毛周期を繰り返しています。ハーグ療法は、休止期、脱毛期の毛髪を成長期にする働きがあります。長い休止期・脱毛時期から早期成長期に移行する期間は個人差大きく、比較的早い場合もあれば、期間を有する場合もあります。
成長期に入った毛髪は、成人で一日に0.35mm~0.4mm伸びます。1ヶ月30日だとすると1.05cm~1.2cm伸びる事になります。頭皮表面の毛穴から毛乳頭までは約3~5mmありますので、毛髪が毛穴に到達するまでに約2週間、そこから毛周期に沿って産毛~軟毛へと成長してきます。

ハーグ療法で発毛を実感するまでの期間は、休止期、脱毛期から成長期に移行するまでの期間により決まってきます。ハーグ療法で、「あっ生えたかも。」、と思えるのは、月1回の施術にて3ヶ月目から4ヶ月目、即ち3回目の施術後から4回目の施術前あたりが多いようです。これは目安です。2回目で効果を感じる方、6回施術後1ケ月で効果が出る方もおられます。個人差が有ることを御理解ください。

HARG療法で白髪は黒くなりますか

白髪は髪を黒くしているメラニン細胞が退化して白くなることにより起こります。HARG療法に用いられるHARGカクテルはグロスファクター(成長因子)を多く含んでおりますので、高齢の方がHARG療法を受けて白髪が黒くなった例があります。
しかし、この現象がHARG療法に起因するものであるか、否かの科学的検証は行われていません。黒くなる可能性がある、と言えますが、証明はされていないという意味です。
この反対に、黒髪はHARG療法により白くなる事はあり得ません。