ハーグ療法は強力な毛髪再生治療です

HARG療法は、毛乳頭や毛包に、失われた成長因子を補充する事により、細胞レベルの毛髪再生を促す薄毛治療法です。髪の毛の本数が増え、太さも増します。
HARGカクテル単独にて毛幹を再生成長させ自己毛髪再生が認められることはもちろんのこと、ブフロメジルの併用により血流も促進させる作用を持つこと、プロペシア・ミノキシジルなどの併用が可能であることが実証されています。

ハーグ療法の検証

HARGカクテルは2年間に渡り、国内の研究機関にて動物実験を含め、臨床テストが繰り返されました。その期間、他の育毛薬剤、カクテルなどが比較検討されHARGカクテルが最も毛髪再生に適していると判断しました。
2008年より国内限定施設においてHARG療法の検証を引き続き行う為に、日本医療毛髪再生研究会が組織されました。仙台中央クリニックは日本医療毛髪再生研究会に属し、HARG療法のトレーニングに参加し、HARG療法医療施設として承認されています。

極細ニードルによるハーグ療法

注射によりハーグカクテルを注入する方法です。注入用の針は、極細の針を使用しますので、一般の注射と比較して痛みは軽減されています。チクッとした痛みがあるものの、その痛みは、我慢できる程度と表現される方が多いようです。
真皮内300~1000ミクロンの範囲に薬液を注入する必要があり、注入には技術を要します。注入技術の安定しない医師は、注射針によるニードル注入を敬遠する傾向があります。技術の安定した医師にやってもらえば、高い増毛効果が得られます。

ダーマローラーによるハーグ療法

ダーマローラーという針付のローラーを転がして、薬液を真皮内に注入する方法です。ニードルによる注入と比較して、痛みが軽いという利点があります。しかしカクテルが真皮内に注入できる割合が少なく、薬液のロスが大きいという欠点があります。

メディジェットによるハーグ療法

メディジェットという炭酸ガス注入ポンプによりハーグカクテルを注入する方法です。設定した深さに注入されますので、注入の微妙なテクニックが不要で、簡単に治療できるという利点があるため、頻用されています。痛みもニードル法に比較し軽減されます。注入する薬液のロスが、ニードルに比較して多いのと、少量を加減して入れることが出来ないために、注入技術の優れた医師には、ニードル注入を好む場合があります。

メディジェットは、炭酸ガスを用いて蚊が人を刺すよりも細い穴から薬液を注入させる方法です。注入時に振動と圧迫感を伴いますが、痛みは軽減されています。